Jリーグの開幕っていつか知っていますか?
そう2/21(金)ですよね。
そこで今回は2020年のJリーグ優勝予想及び順位予想を100人アンケートとりましたので、その結果を発表していこうと思います。
また過去のデーターを元に優勝予想もしています。
ちなみに2019年は
1位:横浜F・マリノス
2位:FC東京
3位:鹿島アントラーズ
とう結果で幕を閉じましたが、2020年はどうなるのか。
アンケートは上位3チーム、下位3チームを予想してもらい、
優勝 :5ポイント
2位 :3ポイント
3位 :1ポイント
最下位:−5ポイント
17位 :−3ポイント
16位 :−1ポイント
で計算し順位をつけました。
2020年のJリーグの優勝予想・順位予想をご覧ください。
2020優勝予想&順位予想
では早速100人アンケートの結果から順位予想しましたのでご覧ください。
アンケートを集計した結果
優勝:横浜F・マリノス
2位:鹿島アントラーズ
3位:川崎フロンターレ
最下位:サガン鳥栖
17位:湘南ベルマーレ
16位:大分トリニータ
という結果になりました。
100人アンケートの結果では横浜F・マリノスと鹿島アントラーズの優勝予想が圧倒的に多い結果となりました。
合計得点からもわかるようにマリノスが210ポイント、アントラーズが197ポイントとなりました。
そして下位争いですが再開はダントツでサガン鳥栖と言う結果になりました。
しかしながら最下位票を一番集めたのは横浜FCですが、17位16位票が少なかったこと、上位予想が数名いたことで15位と言う結果になっています。
ブックメーカーの予想は?
ブックメーカーの優勝オッズはどんな感じなのでしょうか?
William Hill社の優勝オッズは2020年2月12日時点で上記のようになっている。
William Hillも上位3チームは
横浜F・マリノス:4.00倍
川崎フロンターレ:4.50倍
鹿島アントラーズ:5.50倍
とみなさんの予想とほぼ一緒という結果になっています。
また上位4チームの倍率がかなり近いことからも、今年もどのチーム力が拮抗しているという事が伺えますね。
下位3チームを見て見ると
横浜FC:67.00倍
湘南ベルマーレ:51.00倍
サガン鳥栖:41.00倍
という結果になっています。
William Hill予想では最下位は横浜FC。
しかも、湘南ベルマーレとは16倍差のダントツの低さとなっています。
ただヨーロッパのリーグなどの優勝予想では倍率が1000倍や2000倍といったチームがあるほど、上位と下位で力が圧倒的に違います。
Jリーグは一番低い横浜FCでも67倍なので、各チームの力バランスはかなり拮抗していると言えます。
過去のデーターを探ってみた
では次に過去データーからどのチームが優勝する可能性があるのか探ってみることにしましょう。
J1歴代優勝チーム
1993年 | ヴェルディ川崎 | 2007年 | 鹿島アントラーズ |
1994年 | ヴェルディ川崎 | 2008年 | 鹿島アントラーズ |
1995年 | 横浜FM | 2009年 | 鹿島アントラーズ |
1996年 | 鹿島アントラーズ | 2010年 | 名古屋グランパス |
1997年 | ジュビロ磐田 | 2011年 | 柏レイソル |
1998年 | 鹿島アントラーズ | 2012年 | サンフレッチェ広島 |
1999年 | ジュビロ磐田 | 2013年 | サンフレッチェ広島 |
2000年 | 鹿島アントラーズ | 2014年 | ガンバ大阪 |
2001年 | 鹿島アントラーズ | 2015年 | サンフレッチェ広島 |
2002年 | ジュビロ磐田 | 2016年 | 鹿島アントラーズ |
2003年 | 横浜F・マリノス | 2017年 | 川崎フロンターレ |
2004年 | 横浜F・マリノス | 2018年 | 川崎フロンターレ |
2005年 | ガンバ大阪 | 2019年 | 横浜F・マリノス |
2006年 | 浦和レッズ | 2020年 | ? |
色が付いているところは連覇したチームになっています。
こうやってみると結構連覇しているチームがあることがわかります。
しかしながら3連覇(4連覇)を阻止して優勝したチームが連覇することは今のところありません。
なので2017-2018年と川崎フロンターレが連覇していますので、横浜F・マリノスの連覇の可能性は低い?
優勝チームの前年順位
優勝したチームの前年度の順位をみてみることにしましょう。
※93年〜04年は2部制だったので年間順位がわからないため、05年以降のデーターになります
年度 | チーム | 前年順位 |
2006 | 浦和レッズ | 2位 |
2007 | 鹿島アントラーズ | 6位 |
2008 | 鹿島アントラーズ | 1位 |
2009 | 鹿島アントラーズ | 1位 |
2010 | 名古屋グランパス | 9位 |
2011 | 柏レイソル | J2 1位 |
2012 | サンフレッチェ広島 | 7位 |
2013 | サンフレッチェ広島 | 1位 |
2014 | ガンバ大阪 | J2 1位 |
2015 | サンフレッチェ広島 | 8位 |
2016 | 鹿島アントラーズ | 5位 |
2017 | 川崎フロンターレ | 3位 |
2018 | 川崎フロンターレ | 1位 |
2019 | 横浜FM | 12位 |
このような結果になっています。
面白いのが前年J2で1位だったチームが2度も優勝していると言うことです。
と言うことは昨年J2で1位だったのは柏レイソルなので、2011年以来のJ2で1位からのJ1優勝もあるかもしれない?
そして昨年の横浜FM以外は前年度上位半分(9位まで)のチームが優勝していると言うこと!
なので昨年度10位以下のチームは優勝の可能性はかなり低いのではないでしょうか。
歴代優勝監督
歴代優勝監督をみてみましょう。
年 | 監督 | 年齢 | 就任年数 | 出身国 |
1993 | 松木 安太郎 | 36 | 1年目 | 日本 |
1994 | 松木 安太郎 | 37 | 2年目 | 日本 |
1995 | 早野 宏史 | 40 | 1年目 | 日本 |
1996 | ジョアン・カルロス | 40 | 1年目 | ブラジル |
1997 | 桑原 隆 | 49 | 1年目 | 日本 |
1998 | ゼ・マリオ | 49 | 1年目 | ブラジル |
1999 | 桑原 隆 | 51 | 1年目 | 日本 |
2000 | トニーニョ・セレーゾ | 45 | 1年目 | ブラジル |
2001 | トニーニョ・セレーゾ | 46 | 2年目 | ブラジル |
2002 | 鈴木 政一 | 47 | 3年目 | 日本 |
2003 | 岡田 武史 | 47 | 1年目 | 日本 |
2004 | 岡田 武史 | 48 | 2年目 | 日本 |
2005 | 西野 朗 | 50 | 4年目 | 日本 |
2006 | ギド・ブッフバルト | 45 | 3年目 | ドイツ |
2007 | オズワルド・オリヴェイラ | 57 | 1年目 | ブラジル |
2008 | オズワルド・オリヴェイラ | 58 | 2年目 | ブラジル |
2009 | オズワルド・オリヴェイラ | 59 | 3年目 | ブラジル |
2010 | ドラガン・ストイコビッチ | 45 | 3年目 | セルビア |
2011 | ネルシーニョ | 61 | 3年目 | ブラジル |
2012 | 森保 一 | 44 | 1年目 | 日本 |
2013 | 森保 一 | 45 | 2年目 | 日本 |
2014 | 長谷川 健太 | 49 | 2年目 | 日本 |
2015 | 森保 一 | 47 | 4年目 | 日本 |
2016 | 石井 正忠 | 49 | 2年目 | 日本 |
2017 | 鬼木 達 | 43 | 1年目 | 日本 |
2018 | 鬼木 達 | 44 | 2年目 | 日本 |
2019 | アンジェ・ポステコグルー | 54 | 2年目 | オーストラリア |
これをさらに細かく分けてみると
【優勝時の就任年数】
就任年数 | 人数 | 割合 |
1年目 | 11人 | 40.74% |
2年目 | 9人 | 33.33% |
3年目 | 5人 | 18.52% |
4年目 | 2人 | 7.41% |
【優勝した時の年齢】
世代 | 優勝回数 | 割合 |
30代 | 2回 | 7.41% |
40代 | 18回 | 66.67% |
50代 | 6回 | 22.22% |
60代 | 1回 | 3.70% |
【優勝監督の出身国】
出身国 | 回数 | 割合 |
日本 | 16回 | 59.26% |
ブラジル | 8回 | 29.63% |
ドイツ | 1回 | 3.70% |
セルビア | 1回 | 3.70% |
オーストラリア | 1回 | 3.70% |
この結果から
・就任1年目or2年目
・40代
・日本人監督
が優勝の可能性が一番高いと言うことになりますね。
開幕試合のデーター
優勝チームの開幕試合のデーターをみてみましょう。
年 | 優勝チーム | H/A | 相手 |
1993 | ヴェルディ川崎 | H | 横浜マリノス |
1994 | ヴェルディ川崎 | H | ベルマーレ平塚 |
1995 | 横浜FM | H | 浦和レッズ |
1996 | 鹿島アントラーズ | H | 清水エスパルス |
1997 | ジュビロ磐田 | H | サンフレッチェ広島 |
1998 | 鹿島アントラーズ | H | アビスパ福岡 |
1999 | ジュビロ磐田 | H | ヴィッセル神戸 |
2000 | 鹿島アントラーズ | H | 名古屋グランパス |
2001 | 鹿島アントラーズ | H | サンフレッチェ広島 |
2002 | ジュビロ磐田 | H | 名古屋グランパス |
2003 | 横浜FM | A | ジュビロ磐田 |
2004 | 横浜FM | H | 浦和レッズ |
2005 | ガンバ大阪 | H | 大宮アルディージャ |
2006 | 浦和レッズ | A | ガンバ大阪 |
2007 | 鹿島アントラーズ | A | 川崎フロンターレ |
2008 | 鹿島アントラーズ | H | コンサドーレ札幌 |
2009 | 鹿島アントラーズ | H | 浦和レッズ |
2010 | 名古屋グランパス | A | ガンバ大阪 |
2011 | 柏レイソル | H | 清水エスパルス |
2012 | サンフレッチェ広島 | H | 浦和レッズ |
2013 | サンフレッチェ広島 | H | 浦和レッズ |
2014 | ガンバ大阪 | H | 浦和レッズ |
2015 | サンフレッチェ広島 | H | 甲府 |
2016 | 鹿島アントラーズ | A | ガンバ大阪 |
2017 | 川崎フロンターレ | A | 大宮アルディージャ |
2018 | 川崎フロンターレ | A | ジュビロ磐田 |
2019 | 横浜FM | A | ガンバ大阪 |
開幕試合が
・ホームゲームだったチームが19回
・アウェイゲームだったチームが8回
圧倒的に開幕試合がホームゲームのチームが優勝する可能性が高いことがわかります。
また対戦相手をみてみると浦和レッズが6回と最多になっています!
しかもその6回は全て優勝チームのホームゲームとなっています!!
では2020年の浦和レッズの開幕試合をみてみると…
・湘南ベルマーレ(H)vs 浦和レッズ(A)
となっています。
と言うことは湘南ベルマーレに優勝の可能性も…??
もう一つ面白いのが次に対戦相手として多いガンバ大阪の場合です。
ガンバ大阪は4度優勝チームの対戦相手になっていますが、全てガンバ大阪のホーム試合なんです。浦和レッズとは真逆なんです!
では2020年のガンバ大阪の試合を見てみると
・横浜F・マリノス(H)vs ガンバ大阪(A)
となっています。
ガンバ大阪がアウェーと言うことは横浜F・マリノスは優勝しない…?
データーから導いた優勝チームは?
さて過去のデーターをみてきましたがまとめてみると
・3連覇阻止後の連覇チームはない
・前年度J1で10位以下のチームの優勝は過去1度しかない
・しかし前年度J2で1位チームは2度J1優勝している
・優勝監督で一番多いのは、就任1年目or2年目、40代、日本人監督
・優勝チームの開幕試合はホームゲームの可能性が高い
この条件に該当するチームを調べてみると…
完全に一致するチームはありませんでしたww
と言うことで完全一致ではありませんが一番近いチームをご紹介します。
それは…
…
川崎フロンターレ
川崎フロンターレは
・昨年4位
・監督が日本人で40代
・開幕試合はホームゲーム
唯一就任4年目と言うところだけクリアできていませんが、歴代優勝監督を見ても4年目で優勝しているのは2例あり、5年目以降になると0%と言う結果から、今年はまだ可能性はあるのではないでしょうか。
最後に
今回は2020年Jリーグの優勝予想、順位予想をしてきましたがいかがでしたか?
正直Jリーグは毎年どのチームが優勝するか予想が難しいリーグとなっています。
欧州リーグではビッグクラブと言われる優勝常連チームがいたりしますが、Jリーグではそのようなチームはいません。
過去の結果からもわかるように、前年J2だったチームがいきなりJ1優勝を果たしたりするほどです。
なので100人予想で最下位だったサガン鳥栖が優勝だなんて事もあるかもしれません。
では最後なので私の優勝予想だけ伝えておくと…
…
…
!名古屋グランパス!
ってただのファンなだけですw
正直今年の補強を見ていても優勝の可能性は限りなく低いのではないかなと思っています。
でもファンなら優勝を目指して応援するもんですよねw
ちなみにみなさんの優勝予想はどこですか?
Jリーグの開幕は2/21(金)
湘南ベルマーレvs浦和レッズとなっています。
Jリーグ開幕が楽しみですね!!