NISA,財形貯蓄,iDeCoって何?メリット・デメリットは?

お金・投資

老後のことを考えてお金を貯めていこうと思っているんだけど!

老後2000万円いるという資産が一度は国から発表されているから、誰しも老後は心配になるよな!

でもNISAやideco、財形貯蓄とか色々聞くけどいまいちわからないし、どれをやればいいのか…?

では今回はNISAやideco、財形貯蓄について説明していくぞ!

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NISAって何?

ではまずNISAから説明しいこう。

NISAとは、少額投資非課税制度というものだ!

って何それ?って感じだよねw

通常だと株などで、配当金や売買により利益が出ると税金がかかってしまう。

そしてこの税金が非常に高くて20.315%も引かれるんです!

例えば100万円の利益がでたと考えると、そこから約20万円も税金として引かれてしまうんです!

1000万円の利益だと200万円も引かれてしまうんです!

かなり痛いですよね。

しかしNISAではこの税金が非課税になるということです。

でもNISAにもNISAとつみたてNISAって2つあるよね?

何が違ってどっちがいいの?

よし!

では次にNISAとつみたてNISAについて説明しいこいう!

NISAとつみたてNISAの比較

NISAつみたてNISA
投資できる期間2014年〜2023年2018年〜2042年
非課税期間5年間20年間
非課税枠120万円/年40万円/年
投資方法一括・積立積立
利用可能年齢20歳以上20歳以上
商品
投資信託
上場投資信託
投資信託
上場投資信託

まずNISAは非課税期間が5年間、ロールオーバーを利用すれば最大10年間ですが、つみたてNISAは20年間です。

しかし非課税枠を見ると、NISAは年間で120万円に対して、つみたてNISAは1/3の40万円しかありません。

どっちをやろうか悩んでいる人の中には、両方やろうと考えている人もいるかもしれませんが、NISAとつみたてNISAを同時に使うことはできません!

なのでやるのであれば、どちらかを選択しないといけないということです。

NISAとつみたてNISAどっちがオススメ?

これは人によりますが、たくさんのお金を運用したいという人にはNISA、コツコツ継続的に続けたいという人はつみたてNISAになります。

私個人的にはつみたてNISAの方がオススメです。

理由として、非課税期間が20年あるということが非常に大きいです。

非課税期間が20年ということは、かなりの節税効果が出てきます。

また商品が厳選されているというのも非常に大きいです。

これは金融庁が信託報酬のコストが低く実績がある投資信託をつみたてNISAの商品にしているんです。

これはつみたてNISAにある商品は手数料が安く、実績もちゃんとある商品ですよと国がお墨付きを出している商品ということです。

なので初心者でも選びやすいようになっているんです。

財形貯蓄って?

では次に財形貯蓄について

財形貯蓄はあなたの勤めている会社に財形貯蓄の制度があるかどうかによります。

会社に制度があるのであれば、労働者あれば誰でも使うことができます。

財形貯蓄のメリット

では財形貯蓄のメリットはなんなのでしょうか?

・給料天引きで貯蓄ができる
・手数料がかからない

何と言っても給料天引きで貯蓄ができるというのが大きいのではないでしょうか。

手取りから残ったぶんだけ貯蓄に回すという考えでは、なかなかお金ってたまらないものです。

でも財形貯蓄であれば、自動的に貯蓄に回されて残ったぶんで生活する事になるので、気がつけば貯蓄されているという事になります。

また基本的に会社が行なっているものなので、手数料もかからないというのが大きのではないでしょうか。

また金利はその会社の制度によってまちまちではありますが、私の勤め先の会社では、一般財形が1%、住宅財形が4%という金利になっています。

銀行に預けるより断然お得になりますよね。

財形貯蓄のデメリット

次に財形貯蓄のデメリットですが

・いつでも引き出しが可能
・受け取り時約20%課税される

老後の資金と考えると、いつでも引き出し可能というのはデメリットになる可能性が高い点です。

車を購入する、家を購入する、子供が大学に行くと大きなお金が必要な時に、この財形貯蓄から使ってしまう可能性が出てきてしまいます。

また会社の財形制度にもよるかもしれませんが、受け取り時に約20%課税されてしまいます。

財形貯蓄は老後の貯蓄と考えるのではなく、銀行に貯蓄しておくぐらいなら、財形貯蓄をしようという人向けという感じです。

iDeCoって何?

では次にiDeCoについて見ていきましょう。

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、毎月の掛け金を自分自身で運用して、積み立てていくものになります。

iDeCoは国内居住者の20歳〜60歳までの方なら誰でも利用可能になります。

積み立て額は最低金額が月々5000円で、上限は職種によって変わってきます。

・公務員:1万2000円/月(年間14万4000円)
・会社員:2万3000円/月(年間27万6000円)
・自営業:6万8000円/月(年間81万6000円)

iDeCoのメリット

では次にiDeCoのメリットについてですが、

・掛け金が全額所得控除の対象
・収益に関して税金がかからないい

iDeCoの最大のメリットは掛け金が全額所得控除になるというところではないでしょか。

通常サラリーマンであれば経費は給与所得控除になりますが、それプラスiDeCoの掛け金も所得控除の対象になるんです。

これにより所得税や住民税が安くなるというメリットが出てきます。

また収益に関して税金がかからないというのも非常に大きいです。

上でも述べましたが通常株などで配当や売買による利益が出ると、20%の税金がかかってしまいます。

それがかからないということです!

iDeCoのデメリット

次にiDeCoのデメリットですが、

・手数料がかかる
・60歳まで引き出せない

まずiDeCoを開設しようとすると、加入手数料として2777円がかかってしまいます。

また維持手数料としても金融機関によって金額は異なりますが、安いところでは171円/月、高いところだと600円以上かかってしまいます。

またiDeCoは60歳まで引き出せません。

これは定期預金のように解約してお金を引き出すということもできないので注意が必要です。

ただ、老後のお金を貯める、特に自営業などで退職金がないとい人には逆に60歳まで引き出せないというのはメリットになるかもしれませんね。

財形とiDeCoを比較すると

財形貯蓄iDeCo
利用可能な人会社に財形制度
がある人
20〜60歳の
国内居住者
掛け金会社の制度による公務員:1.2万円/月
会社員:2.3万円/月
自営業:6.8万円/月
手数料なし加入時2777円
口座維持費(金融機関による)
払い出しいつでも可60歳まで不可
メリット・給料天引きで貯蓄ができる
・手数料がかからない
・掛け金が全額所得控除の対象
・収益に関して税金がかからない
デメリット・いつでも引き出しが可能
・受け取り時約20%課税される
・手数料がかかる
・60歳まで引き出せない

実際財形貯蓄とiDeCoは用途が違うものだと考えた方がいいと思います。

財形貯蓄は子供の大学進学、車の購入など一時的に大きなお金が必要な時に使う貯蓄
iDeCoは退職金変わりの老後の為に資金

という考えのもと使うといいでしょう。