子供の自己肯定感を高めたい!って思っているけど、どんな子育てをしたら自己肯定感を高めることができるのか。
内閣府の調査でも日本人は自己肯定感が世界的に見ても低いことが調査で出ています。
自己肯定感が低いと、挑戦する勇気が持てない、自分にはできない、自分はダメな奴と行ったように思ってしまいます。
ここでは子供の自己肯定感を高める方法を6箇条にまとめました。
1.ダメを多用しない
子供を注意する際にダメを多用していませんか?
『走ってはダメ』
『人のおもちゃ取ったらダメ』
ダメダメダメ…
このようにダメを多用した注意をすると、子供は自分はダメな子だと思い込んでしまいます。
ダメは否定語なので、自分を否定されてると思ってしまうのです。
なので注意する際はダメという言葉を使うのではなく、どうすればいいか伝えるようにしましょう。
『ここでは歩こうね』
『お友達が遊び終わってから遊ぼうね』
このように注意するようにしましょう。
2.小さな成長でも褒める
子供が赤ちゃんの頃って
『寝返りを打った』
『ハイハイした』
『歩いた』
といった事でも『よくできたね〜、すごいね〜』などめちゃくちゃ褒めていませんでしたか?
でも小学校になるとどうでしょう?
気づいたら自分に準備できるようになっている、気づいたら縄跳びできている、気づいたら…って事多くなっていませんか。
気づいたらでもいいんです。
気づいた時点で、
『おっ!自分で明日の準備できるようになったのか』
『縄跳びで10回も飛べるようになったのか、すごいなぁ』
と褒めるようにしましょう。
子供は親から褒められたいと思っています。
褒められると、更に頑張ろう挑戦しようと思うようになります。
3.失敗しても過程を褒める
今回はテストで80点取る、部活のサッカーの試合で得点を取ると目標を子供が立て、結果その目標が達成できなかった時、
『お前の勉強が足らんかったからが』
『練習が足らんかったからだ』
このような言葉がけをしていませんか?
これでは成功しないと、成功しないとと子供はプレッシャーを感じてしまいます。そうなれば更に自分の思った力が発揮できなくなります。
なので結果だけを見るのではなく、それまでの過程をしっかり見て褒めるようにしましょう。
『80点取れなかったけど、いつも以上に勉強していたな。次回は必ず80点取れるよ』
『得点は取れなかったけど、惜しいシュートも沢山あった。次回は点取れるよ』
このように過程を褒めてあげるようにしましょう。
4.親の自己肯定感を高める
子供は親の鏡と言うように、子供は親を見て育ちます。
そんな親の自己肯定感が低かったらどうでしょう?
『私には出来ない』『私には無理』
こんな言葉ばっかり言っていたら、子供も私は出来ない、無理と思ってしまいます。
逆に親が
『私はに任せなさい』『私なら出来る』
このような言葉を言っていたら、子供も出来ると思う子供に育ちますし、色々な事に挑戦しようと思えるようになります。
なのでまずはあなた自身の自己肯定感を高めるように心がけましょう。
5.親が笑顔でいること
親がいつも気難しい顔をしていたり、どんよりしているような顔をしていたら子供はどう思うでしょうか?
子供の気持ちもどんよりして、やる気が起きなくなってしまいます。
逆に親がいつもニコニコ笑顔だったらどうでしょう?
その家庭は明るい家庭になりますし、子供も笑顔が多くなります。
笑顔が多くなると気持ちも明るくなりポジティブに物事を考えれるようになります。
何より笑顔にはストレス解消効果や免疫力アップなど自己肯定感を高める以外にも様々なメリットがあります。
6.愛情表現を行う
最近子供の事ハグしたのいつですか?
子供に好きだよと言ったのはいつですか?
子供が大きくなるにつれて、どんどん愛情表現って少なくなっていませんか?
好きだよと言うのが恥ずかしいのであれば、ハグをするのでもいいです。
ハグも恥ずかしいと言うのであれば、学校に行く時に『言ってらっしゃい』と言ってハイタッチするだけでも構いません。
しっかり親が子供のことを見ている、気にかけていると思わせるだけで、子供は親が自分のことを承認していると思ってくれるようになります。
親が味方にいると言うだけで、子供は様々な事に挑戦する気持ちを持てるようになります。
最後に
冒頭でも述べましたが、日本人は自己肯定感が低いと言う調査結果があります。
自己肯定感が高いと、挑戦心を持った子になりますし、いろんな困難が起きても自分で超えられる人になります。
子供の自己肯定感を高めるには、親の言葉がけや接し方が大きく関わっています。
ぜひお子さんの自己肯定感を高めるためにも
1.ダメを多用しない
2.小さな成長でも褒める
3.失敗しても過程を褒める
4.親の自己肯定感を高める
5.親が笑顔でいる事
6.愛情表現を行う
この6箇条を心がければ、子供の自己肯定感も高くなるはずです。