上の子可愛くない症候群の原因は?その対処法とは?

子育て

よく2人目が出来ると、上の子が可愛くなくなってしまう、どうしても上の子にイライラしてしまうっていう方結構多くいるみたいです。

でも上の子も生まれたばかりの時、下の子が出来るまではすごい可愛かったのに、急になぜこのように思ってしまうのでしょうか?

今回はそんな上の子可愛くない症候群が怒ってしまう原因と対策・対処法について説明していきます。

なぜ可愛くないと思ってしまうのか、どうしたら可愛いと思えるのか対処法を実践してみてください。

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上の子に期待をかけてしまう

子供は成長するにつれて、色々なことが出来るようになりますし、色々な言葉も覚えてきます。

しかし下の子が出来ると、どうしても親は下の子に手がかかりだしてしまいます。

下の子に手がかかれば、ある程度自分でできるようになった上の子には、色々と自分でやって欲しくなるもの。

「そんなこと自分でやってよ」
「それぐらい出来るでしょ」

と言ってしまいますよね。

でもこれって上の子が出来ることが増えたことによる、期待が増えた証です。

期待すればする分、親は自分でやりなさいと言ってしまうのです。

上の子の悪いところが目につく

下の子はまだ何も出来ないし、文句も言って来ない。なのでイヤイヤもしない。

しかし上の子は口答えもするし、言ってもなかなか言うことを聞かない。

そうなるとどんどん上の子にイライラしてしまいます。

これは上の子と下の子という比較対象がいるため、どうしても仕方のないことなのかもしれません。

でもよくよく上の子の行動を思い出してください。

・下の子が泣いているとあやしてくれる
・食器洗いや洗濯の手伝いをしてくれる
・買い物の時に荷物を持ってくれる

    などなど・・・

実は上の子に助かっている事もあるはずです。

また
・一人で頭が洗える
・一人でトイレに行ける
・泳げるようになってる

     などなど・・

知らぬ間に出来るようになっている事もあるはずです。

でもこういった行動よりどうしても悪い行動が目に止まってしまいます。

こう行った良い行いを褒めてもらえなかったりすると、上の子からすると「もっと私を見て」と思ってしまいます。

そうなると、少しふざけた事をして目を引いたりしようとしてしまうのです。

上の子可愛くない症候群が出た時の対処法

それでは上の子可愛く無い症候群が出てしまった場合の対処法をご紹介していこうと思います。

1日1回でも褒める

これ我が家でも実践している事なのですが、必ず最低1日1回は子供を褒めるようにしています。

例えば・・・

・何も言わずにお部屋の片付けが出来たのであれば、今日は何も言われずに片付け出来てすごい!
・宿題を1つも間違えていなかったら、勉強頑張っている証拠やね!偉いぞ!
・夕飯の食器を何も言われずに片付けたら、持ってってくれてありがと!
・下の子をあやしてくれたら、〇〇(上の子の名前)のおかげで助かった!

など、とりあえず小さな事でも褒める。

大人でもそうですが、褒められてイヤっていう人はいないと思います。

何より子供は親から褒められる事を待っています。褒められると嬉しくなりますし、次も頑張ろうという気持ちが芽生えます。

そして褒めると言うことは、子供の良い面を探すことになります。

「良い所は何」と問いかける

どうしても仕事のストレスや、下の子に手がかかって上の子にイライラしてしまう、可愛く思えないという時には是非「上の子の良い所は何がある?」と問いかけて見てください。

必ず良い所はあるはずです。

・誰に対しても優しい
・ママ思い
・手伝いをしてくれる

・下の子の面倒を見てくれる

可愛く無いと思う時は上の子の悪いところばかりを見てしまっているため、上の子の良いところを見つけるよう、自分に問いかける事をしましょう。

アルバムを見返す

また上の子の生まれたばかりの写真を見返すのも良いでしょう。

上の子が生まれた時の感動を思い出して見てください。あんな感動した瞬間を!

初めて寝返りした時、初めて立った時など写真を見れば色々な思い出も蘇ります。

これは夫と思い出話をしながら見る事がさらに効果的になると思います。

夫と出産の時の話、初めて家族旅行した時の思い出とかを一緒になって話すとなお良いでしょう。

自分の子が可愛くないはず無いと言う事を思い返す事が出来るでしょう。

上の子を先にしてみる

下の子が出来ると、下の子の方が手がかかるし上の子を後回しにしていませんか?

でも実は上の子を先に満たす事が大事なんです。

愛情は上から下に流れていきます。

上の子が満たされていないと、親の気を引くために悪さをして見たり、下の子を叩いたりしてしまうんです。

そうなると更に悪循環!親も上の子を叱るようになり上の子は言うこと聞かないし可愛くないと思い出してしまうのです。

なので先に上の子を満たしてあげる事が重要になってくるのです。

上の子が満たされれば、その愛情が下の子にも流れていき、上の子が下の子に対する接し方も変わってくるんです。

最後に

2人3人と子供が増えると、どうしても下の子の面倒を見ないといけない。上の子は自分で出来る事が増える。

そうなると上の子には自分である程度やって欲しくなる、でも口答えしてくる・・・。

そうなるとイライラしてしまいますし、上の子が可愛く無いと思ってしまう事もあるかもしれません。

でも今までの思い出を思い出したり、上の子の良いところを見つけるようにすれば、また可愛く思えてくる事でしょう。

決して上の子が可愛く無いと思ってしまった自分を、母親失格だなんて思って落ち込んだりしないでください。

育児に正解はありませんし、母親も一人の人間ですので時と場合によって感情も気持ちも変わるものです。

子供が生まれた時に母親も誕生する。

要は第一子の年齢と母親年齢は一緒なんだから、一緒に成長していけばいいのです。

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